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【2025/04/24 14:07 】 |
若武者、T本くんの話。

道場に稽古に行ったら、中学校から剣道をはじめて、現在高校三年生のT君が来ていた。
T君は現在、A高校で僕の高校の大先輩であるT先生に剣道を習っている。

最近、剣道の授業で上段の構えをかじりはじめたらしい。
まだまだ、冗談の上段である(笑)。

昨日の稽古の時にお手合わせしたが、彼の上段はものになりそうだ。
手首の柔らかさを身につければ、もっと自在に竹刀が振れるはずだ。
その時は、我道場初の上段選手の誕生である。

上段の構えをされる先生で、剣道をしているものなら知らないものはいない東京のT先生。
昨日、T先生の試合や立合の映像をDVDで見た。振りのスピードが違うとか気位の強さとか、
映像からでも感じ取れるものはたくさんある。

僕がその映像を見て驚愕したのは、打突の正確性だ。
旗が上がらない時もあるが、確実に部位を捉えている。上段からの片手技で、特に甲手技。
この、正確に打突部位に刃筋正しくしかも片手で打ち込む事は至難の技である。

T先生の修行と同じようにはいくわけも無いがT君にもこんな上段をとってもらいたい。

ただ本人は、出来れば中段の構えでいたいと言うが、じゃあ何で上段を稽古しているんだろう。
私の先輩が、上段対策要員にでもしたろうと思ったのか。

いやA高校には、上段の構えを取られるS先生がおられる。滋賀県の代表として
各種大会で活躍された先生である。

S先生の影響なのか。そこが謎である。

変な対抗意識が沸き起こり、僕も上段を取ってみた。
T君との対決、面はとどかず、甲手は空振り、手首の捻挫。
挙句の果てに慣れない左甲手への攻撃に耐え切れず、降参。

最後の礼で、打たせてやったと、うそぶくのである。

今日は、八段に魂を抜かれるかもしれない。
無事に明日を迎えられたら、壮絶な稽古の内容を報告いたします。



     

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【2010/12/10 15:34 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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