27日から28日にかけて、香川県善通寺市(会場は三豊)で近隣中学校の合同合宿が行われた。
合同稽古に参加させて頂き、30分間みっちりと中学生との激しい稽古をやった。
中には、前年度香川県代表で全中に出場した学校もあり、充実した活気ある稽古になった。
その後、〇上八段の好意で、一般の有志で稽古をして頂いた。
前回の反省点である、打ちたいという気持ちが出てしまい、右手打ちになる事と、
竹刀を押さえたり、巻いたりしないと打てないという事を意識しながらの稽古であった。
第一声から、気合の大砲をぶっぱなし、またもや気を失いそうになりました。
しかし、前に聳え立つ大きな壁をぶち抜くにはそれくらいの気合を出さないと。
今回は剣先を効かせて攻める事が出来たらしく、稽古終了後の〇上八段の話では、
まあまあ、直っていたとの事。
今年最後の稽古にて、自分の納得いく掛かり方が出来て良かったと思います。
稽古後に先生方と風呂に入り、生徒達と食事を共にし、その後剣道についての質疑応答の時間。
中学生達が疑問に思う事を先生方が返答するシステムだ。
中学生が「甲手は、なんで親指とその他の指がわかれているのですか」
「五本指の甲手は危険、分かれていないと竹刀が掴めないから。」
「剣道を広めたのは誰だ。」
「体育の教科書を読みなさい。」
そんなやりとりをやって終了。
先生方と飲めない酒をちびちびやっていた、そこで素晴らしい話を聞いた。
「離勝之位」(りしょうのくらい)・・・・・勝ちから離れたところに勝ちがある。
岡山の石原先生のお話を善通寺の藤井先生よりお伺いした。
勝とう打とうと思うといけない。そこから離れたところに勝ちが見える。
このお話は、もっと深い事がありそうなので今度、詳しく調べてみようと思う。
もう一つ「面の塩のシミはどうしたら良いのですか?」
よし、俺の出番や。
「やかんにお湯を沸かして、蒸気を当てて下さい。すると塩が溶けてシミが無くなります。」
上記のやり方は、昼に藤井先生から教えて頂いた。
たすかったーー。
ほんまは、水でジャブジャブ洗えと答えそうになっていた。
僕はそうしているが・・・・・・確かにあまり効果が無い。
一番良い手は、「源」にクリーニングの依頼を!!
今年の稽古日誌はこれにて終了。
次回は年越し稽古の様子を報告できればと思います。
皆さん、良いお年をお迎え下さい。
[4回]
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