× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
![]() |
昨日、三重県とその近県の中学校が集まっての練成会の合同稽古に参加させて頂いた。
元気玉みたいな中学生が僕の前にずらり、同僚の運転で来たために居眠りをしていた僕は、 体が動いていない。 僕の稽古を見ていた同僚から「後の先」と言われ反省、彼は剣道の経験は無い。 最初に尾鷲でいつもお世話になっている先生の息子さんと稽古、僕より10cm以上 背が高い。 彼は、面技が得意と見た。バネと身長を駆使して溜めの効いた状態から打ち出してくる。 真正面から勝負すると危険なので、少し左右にさばいて打つ。 右にさばいた場合は乗れた。左にさばいた場合はコテに切られた。 彼と稽古をしていたら、大人と稽古している錯覚に陥る。 昨日は、家紋入りのええ胴をしていたな。お父さんのか・・・な。 奈良県の中学校の女子生徒が数名掛かって来てくれた。 女子との稽古はタイミングが難しい。 ただ、稽古の後に考えてみたが、タイミングで剣道をしている事自体がおかしいのだ。 女子の剣道は少々、フワーと来る場合がある。 その時に見てしまい、打たれる。 これは、攻めが効いて先をかけていれば先に打てる場面だ。 待ちになっているんだろうな。 「行ける」「出来る」という状態では無いのである。 懸待一致していない。 体重も後半身に乗っている。 元立ちが長くなるとこんな状態になりがちである。 元に立って、しかも中学生や高校生とやる時にはこの「行ける」と「出来る」を 完璧に作り、しかも継続しなければならない。魅せなければならないのだ。 それを相手が勉強しに来ているのだから。 八段の先生方は、京都大会の朝稽古や高段者稽古会で、この状態を常に保っておられる。 しかも、美しく打ち切っておられる。目指すには高すぎる目標ではあるが、真似をしていくつもりである。 我以外皆師・・・・・・今年最後の三重県遠征で出会った中学生の皆様、ありがとうございました。 PR |
![]() |
![]() |
|
![]() |
トラックバックURL
|
![]() |